相続・終活・遺言・家族信託

- 相続についての情報 -

相続・終活

Column

相続・終活の必要性って、本当は何だと思いますか?

浦安市だからこそ「相続・終活」は

「財産のため」ではなく、
  「家族と自分を守るため」に必要だと考えます。


浦安市は、
全国的に見ても持ち家率が高く、マンション所有者が多い地域です。
また、都心へのアクセスが良いため、お子さんが市外や海外に住んでいるケースも珍しくありません。

そのため、
「財産はあるけれど、頼れる家族が近くにいない」という世帯が増えています。


相続・終活の本当の目的は、
亡くなった後に財産を分けることではありません。


・自分の希望どおりの医療や介護を受けること
・認知症になっても財産を守ること
・家族や親族が争わないようにすること
・子どもや親族に手続きの負担を残さないこと
・最後まで自分らしく暮らせる環境を整えること

つまり、
「人生の最後まで安心して生きるための準備」が終活であり、
「残された家族への最後の思いやり」が相続対策なのです。


実際に、
浦安市で多い相談には次のようなものがあります。


〇「子どもが県外に住んでいて頼れない」
〇「マンションをどう相続させればいいかわからない」
〇「認知症になったら預金が使えなくなると聞いて不安」
〇「保証人になってくれる人がいない」
〇「亡くなった後の手続きを頼める人がいない」

これらはすべて、
「相続」と「終活」を早めに考えることで、解決策を準備できる問題です。


そして、
もう一つ大切なのは、

「終活=人生の終わりの準備」ではない

ということです。


終活は、

「これからの人生をどう生きたいか」

を考える活動です。

旅行に行く、
お孫さんと過ごす、
自宅で暮らし続ける、
地域活動に参加する

そんな希望を実現するために、将来の不安を一つずつ減らしていくことが終活です。


浦安市で相続・終活が必要な本当の理由は、「亡くなった後」のためではなく、「これからの人生を安心して、自分らしく生きるため」です。

財産を残すことが目的ではありません。

安心を残し、
家族に笑顔を残し、
自分らしい人生を最後まで歩むための準備

それこそが、相続・終活の本当の価値ではないでしょうか。

家族信託

Column

家族信託と遺言書の違いとは?
~認知症対策なら「家族信託」、相続対策なら「遺言書」~

Q:「家族信託と遺言書は何が違うのですか?」

浦安市でも、この質問をいただく機会が年々増えています。

結論から言うと、
★遺言書は「亡くなった後」のための準備。
〇家族信託は「生きている間」と「亡くなった後」の両方に備える制度です。

==家族信託と遺言書の比較==

比較項目      家族信託            遺言書
効力が始まる時   契約した日から         亡くなった後   
認知症対策     ◎ できる            × できない
預金管理      ◎ 家族が管理できる       × 本人しか管理できない
不動産売却     ◎ 受託者が対応可能       × 本人の判断能力が必要
相続対策      ◎ できる            ◎ できる
財産を渡す相手   柔軟に指定できる        指定できる
向いている人    認知症が心配な方        相続だけ決めたい方

==浦安シニアに多いケース==

例えば、一人暮らしのAさん。
「将来認知症になったら、老人ホームの入居費用のために自宅を売却したい。」この場合、遺言書だけでは対応できません。認知症になると、自宅を売却する契約ができなくなる可能性があるためです。
一方、
家族信託を利用していれば、あらかじめ決めた家族が財産を管理・売却し、介護費用に充てることができます。

==遺言書が向いている人==
・財産の分け方だけ決めたい
・相続人同士の争いを防ぎたい
・比較的シンプルな相続

==家族信託が向いている人==
・認知症が心配
・不動産を所有している
・賃貸住宅を経営している
・将来、子どもに財産管理を任せたい
・生前から安心して暮らしたい

==実は「両方」使う人が増えています==

遺言書か家族信託かの選択ではないです。
最近では、「家族信託+遺言書」を組み合わせるケースが増えています。家族信託で認知症対策を行い、遺言書で信託していない財産や細かな想いを残すことで、生前から相続後まで切れ目なく備えることができます。

==まとめ==

「遺言書を書いたから安心」と思われる方も少なくありません。しかし、認知症への備えまで考えると、遺言書だけでは十分とはいえない場合があります。浦安市でも高齢化が進む中、「相続対策」と「認知症対策」は別々に考えるのではなく、将来の暮らし全体を見据えて準備することが大切です。

まずはご自身の状況に合わせて、「遺言書が向いているのか」「家族信託も必要なのか」を専門家と一緒に確認することをおすすめします。


遺言書

Column

遺言書は「なぜ元気なうちに書いとけ!」って言われるのか?

「遺言書なんて、まだ早いよ」

浦安でシニアの方とお話ししていると、こんな声をよく聞きます。
でも実は、
遺言書は「死ぬ直前に書くもの」ではありません。
元気で、自分の意思をしっかり伝えられるうちに準備しておくものです。


日本公証人連合会も、「判断能力がなくなってしまえば、もう遺言はできない」と説明しています。だからこそ、元気なうちの準備が大切なのです。

★例えば、浦安にお住まいのAさんの場合★
75歳のAさんには、長男と長女がいます。
財産は、自宅マンションと預貯金。
Aさんは、
「自宅は長男に任せたい。でも預貯金は、これまで近くで面倒を見てくれた長女にも残したい」
と考えていました。
ところが、「まだ元気だから」と遺言書を先延ばしにしていました。

数年後、
Aさんが認知症になり、判断能力が大きく低下したのです。このケースがほとんどです。

「やっぱり財産の分け方を決めておけばよかった」と思っても、本人が有効な遺言を作れる状態でなければ、新たに遺言書を作ることはできません。そしてAさんが亡くなった後、残された家族で話し合うことになります。

「お父さんは長男に自宅を残すつもりだった」
「いや、長女にも十分に渡したいと言っていた」・・・などなど、相続人間で意見が合わなくなるのが相続の最大の「あるある」の「争続」事件なんです。

こうなると、家族の間で意見が食い違う可能性があります。
「元気なうち」なら、後から変更もできますが、ここが遺言書の大切なポイントです。

「遺言書」一度書いたら変更できない、というものではありません。
家族関係や財産状況が変われば、遺言は撤回・変更できます。何度でも見直すことが可能です。

だからこそ、
「完璧な遺言書を今すぐ作らなければ」ではなく、まずは元気なうちに自分の意思を形にしておく。

これが大切なのです。
遺言書は「家族への最後のプレゼント」です。思いを伝えるメッセージツールなんです。
遺言書の本当の目的は、単に財産を分けることではありません。
「自分がいなくなった後、家族が困らないようにする」そのためのメッセージでもあります。

浦安でこれからも安心して暮らしていくために、
「まだ元気だから」ではなく、「まだ元気だからこそ」遺言書を書いておく。

これを、ぜひ覚えておいてください。
「自分の場合は、遺言書が必要なの?」
そう思ったら、まずは家族関係と財産を整理するところから始めてみましょう。

浦安くらしサポート株式会社
代表取締役 南本 静志
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